削ることより、残すことを考える。

むし歯になった歯を治すことはもちろん大切です。
しかし私たちは、「どこまで削るか」ではなく、「どうすればこの歯をできるだけ長く残せるか」という視点を大切にしています。
一度削った歯は、元の状態に戻ることはありません。治療を繰り返すたびに歯は少しずつ弱くなり、将来的に神経を取ったり、歯を失ったりする可能性も高くなります。
だからこそ、まずはむし歯の大きさや深さ、歯の状態を丁寧に確認します。
初期のむし歯であれば、状態によってはすぐに削るのではなく、予防やメンテナンスを行いながら経過を見ていくこともあります。
治療が必要な場合も、健康な歯をできるだけ残し、必要な部分を適切に治療することを心がけています。

むし歯が深くても、すぐに諦めない。

むし歯が神経の近くまで進んでいる場合や、大きく歯が欠けている場合でも、まずはその歯を残せる可能性を検討します。
必要に応じて根管治療なども含めて診断し、一本の歯だけを見るのではなく、噛み合わせや周囲の歯、お口全体の将来まで考えて治療方法をご提案します。
そして、治療方法が複数考えられる場合には、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくお伝えします。
私たちが一方的に治療を決めるのではなく、患者さまが納得したうえで治療を選べることを大切にしています。

治した歯を、もう一度むし歯にしないために。

私たちが目指しているのは、むし歯を治療することだけではありません。
大切なのは、**「なぜ、この歯がむし歯になったのか」**を考え、同じことを繰り返さないことです。
治療後も定期的にお口の状態を確認し、セルフケアや予防・メンテナンスを通して、治療した歯と今あるご自身の歯を守っていきます。
「悪くなったら治す」から、「できるだけ悪くならないように守る」へ。
10年後、20年後もご自身の歯で食事や会話を楽しんでいただくこと。
その未来まで考えることが、アークデンタルクリニックのむし歯治療です。