「悪くなってから治す」だけではなく、「悪くならないように守る」へ
歯が痛くなった。
詰め物が取れた。
歯ぐきが腫れた。
そんなときに歯科医院へ行き、悪くなったところを治療する。
もちろん、必要な治療をきちんと行うことは大切です。
しかし、アークデンタルクリニックでは、「悪くなったら治す」を繰り返すだけでは、大切な歯を長く守ることは難しいと考えています。
一度削った歯は、元の状態に戻ることはありません。
治療を繰り返すことで、残っている健康な歯質が少なくなり、将来的に大きな治療が必要になる場合もあります。
だからこそ大切なのは、
「治療すること」だけでなく、「できるだけ治療が必要にならない状態を守ること」。
それが、私たちの考える予防歯科です。
10年後、20年後も、自分の歯で食べられるように
予防歯科の目的は、単に「むし歯をつくらないこと」だけではありません。
私たちが目指しているのは、
- 今ある歯をできるだけ長く残すこと
- 治療した歯をもう一度悪くしないこと
- 歯周病の進行をできるだけ防ぐこと
- 年齢を重ねても食事や会話を楽しめること
です。
今は何でも噛めて、痛いところもない。
そんなときには、将来の歯について考える機会は少ないかもしれません。
しかし、今からお口の状態を定期的に確認し、良い状態を維持することが、10年後、20年後のお口の健康につながります。
歯を守ることは、その方のこれからの生活を守ること。
私たちは、そう考えています。
痛くないときこそ、歯科医院にできることがあります
むし歯や歯周病は、初期の段階では強い痛みや自覚症状がないことがあります。
「痛くないから大丈夫」
と思っていても、気づかないうちに変化が起きていることもあります。
定期的にお口の状態を確認することで、
- 小さなむし歯
- 歯ぐきの炎症
- 歯周ポケットの変化
- 詰め物や被せ物の不具合
- 噛み合わせの変化
などに早く気づける可能性があります。
問題が大きくなってから治療するのではなく、
できるだけ問題を起こさない。
起きても、小さなうちに気づく。
その積み重ねが、歯を長く守ることにつながります。
一人ひとり、お口のリスクは違います
むし歯になりやすい方。
歯周病のリスクが高い方。
歯並びによって磨きにくい場所がある方。
これまでに多くの治療を受けている方。
インプラントや被せ物が入っている方。
お口の状態や将来のリスクは、一人ひとり異なります。
そのため、すべての患者さまに同じ予防方法を行えばよいわけではありません。
当院では、
- むし歯のなりやすさ
- 歯周病の状態
- 歯石やプラークの付着
- 歯並び
- 噛み合わせ
- 過去の治療歴
- 詰め物・被せ物・インプラントの状態
- 毎日のセルフケア
などを確認しながら、その方に合った予防方法を一緒に考えます。
予防歯科では、どんなことをするのでしょうか?
予防歯科では、単に「歯をきれいにする」だけではありません。
お口の状態を確認する
むし歯、歯ぐき、歯周ポケット、詰め物や被せ物、噛み合わせなどを確認します。
専門的なクリーニングを行う
ご自宅での歯みがきだけでは落としにくいプラークや歯石などを、必要に応じて専門的に清掃します。
セルフケアを確認する
磨き残しが起こりやすい場所や、歯ブラシ・歯間ブラシなどの使い方を確認します。
以前治療した歯も確認する
詰め物や被せ物、根管治療を行った歯、インプラントなども、定期的に状態を確認することが大切です。
私たちが目指しているのは、
歯科医院できれいにすることだけではなく、患者さまご自身が健康な状態を維持できるようになること
です。
歯科医院でのケアと、毎日のセルフケア
お口の健康を守るためには、歯科医院だけに任せればよいわけではありません。
歯科医院に来院するのは、数か月に一度。
それ以外のほとんどの時間は、ご自宅で過ごします。
そのため、
毎日のセルフケアが、お口の健康を守る基本
になります。
一方で、ご自身では気づきにくい変化や、歯みがきだけでは落としにくい汚れもあります。
だからこそ、
毎日のセルフケア
+
歯科医院での定期的なプロフェッショナルケア
の両方が大切です。
患者さまと歯科医院が一緒にお口を守る。
それが、アークデンタルクリニックの予防歯科です。
治療した歯を、もう一度悪くしないために
予防歯科は、むし歯や歯周病になったことがない方だけのものではありません。
むしろ、
- むし歯治療を受けた歯
- 根管治療を行った歯
- 被せ物を入れた歯
- 歯周病治療を行った歯
- インプラント
などは、治療後の管理がとても重要です。
治療が終わったからといって、その歯がずっと問題なく使えるとは限りません。
時間の経過とともに、
- 被せ物の周囲にむし歯ができる
- 歯ぐきに炎症が起こる
- 噛み合わせが変わる
- インプラント周囲に炎症が起こる
ことがあります。
良い治療をすること。
そして、その治療をできるだけ長く守ること。
そこまで含めて、私たちは歯科治療だと考えています。
定期検診は、何か月ごとに受ければいいのでしょうか?
定期検診の間隔は、すべての方が同じではありません。
むし歯や歯周病のリスク、治療歴、お口の清掃状態などによって、適した間隔は異なります。
大切なのは、
「何か月に1回と決めつける」のではなく、その方のお口の状態に合わせて定期的に確認すること
です。
詳しい考え方については、こちらの記事でもご説明しています。
→ 歯の定期健診は何ヶ月ごと?予防・メンテナンスが大切な理由を詳しく見る
予防とメンテナンスは、どう違うのでしょうか?
予防歯科は、むし歯や歯周病などの問題ができるだけ起こらないように、お口の健康を守る考え方です。
一方、メンテナンスは、
治療後や現在の良い状態を、定期的な確認とケアによって維持していくこと
を意味します。
当院では、この二つを切り離して考えていません。
予防によって問題をできるだけ起こさないこと。
そして、治療した部分や今ある歯をメンテナンスによって長く守ること。
その両方を大切にしています。
「治すために通う」から、「守るために通う」へ
歯科医院は、痛くなってから行く場所。
その考え方から、
「健康な状態を守るために通う場所」
へ。
私たちが予防歯科で守りたいのは、歯だけではありません。
好きなものを自分の歯で食べること。
家族や友人との食事を楽しむこと。
人と自然に話すこと。
口元を気にせず笑うこと。
そんな毎日を、できるだけ長く続けていただくことです。
10年後、20年後も、
自分の歯で食べ、自分の歯で笑えるように。
患者さまと一緒に、今ある大切な歯と、その先のお口の健康を守っていきます。
お口の健康を守るために、まずは現在の状態を確認しましょう
「痛いところはないけれど、一度診てもらいたい」
「最近、歯医者に行っていない」
「むし歯や歯周病をできるだけ予防したい」
「治療した歯を長く使いたい」
「これ以上、歯を失いたくない」
そのような段階でも構いません。
まずは現在のお口の状態を確認し、患者さまに合った予防方法を一緒に考えていきます。